移動販売キッチンカーズ・商品開発のポイント4

移動販売的「魅せ場」をつくろう

美味しそうと感じてもらうための演出をしよう

移動販売キッチンカーズ的な売り方とは、「調理の最後の工程をお客さんの目の前で完成させる」ことです。

キッチンカーズでは、通常、事前に仕込みをしておくものですが、どんなアイテムであっても、必ずお客様の目の前で仕上げる工程は欠かせません。

それは、お客さんに「できたてを食べてもらうためにつくる場」、であると同時に、お客さんに「美味しそうと感じてもらうために演出する場」でもあります。

もし、ある商品を仕込み場所で仕込んで、真空パックにして持ってきて、現場では湯煎でお湯ぽちゃ。最後お湯から袋を開けて容器に移す――これをお客さんの前でやったなら、まったく美味しそうではありません。

移動販売の商品開発においては、味はもちろんですが、この「魅せ場」をどこに持ってきて、何を魅せるか? がとても大切なポイントです。

 

●魅せ場があることで、お客さんとの会話が生まれる

そして、「魅せ場」でお客さんと向き合うこの時間は、お客さんとコミュニケーションをとる間であることも、忘れてはならない大切なポイントでしょう。

店舗に比べてお客様と接する機会が少ないのが、移動販売の弱点です。ですから、会話のきっかけとなるような「魅せ場」をあえて作っておくことは、その後のリピーター作りにおいても重要です。

自分の考えているアイテムのどこが魅せ場になるのか? どうやって魅せれば「美味しそう」と感じてもらえるのか? これを考えるのは、とても楽しい作業です。