蛸魂焼き(タッコンヤキ)のヒ・ミ・ツ




蛸魂焼き心得の条



         一つ   きっちりと天然だしをとり、心を込めて焼く
        一つ   蛸魂焼きを油で揚げてはならない
        一つ   板上で焼き立てを演出してはならない
        一つ   1部の人のための高級品にしてはならない


一つ   きっちりと天然だしをとり、心を込めて焼く 

蛸魂焼きの特徴はなんといっても風味豊かな天然だしと焼きたてトロトロの食感です。
「天然だしをとるなんて当たり前???」
実は天然だしをとらなくてもおいしいたこ焼きを作ることができます。
現在、多くのたこ焼き屋さんは、グツグツ火を入れて削り 節をゆらゆらさせて出汁をとる、なんていうことはしていません。それでも十分に「売れる」たこ焼きが作れるからです。天然で出汁をとれば、時間も原価もかかります。
でも、それでも「蛸魂焼き」はこの工程を省くことができません。
鰹だけでなく、4種類の削り節と羅臼昆布でぐつぐつゆらゆら出汁を挽く。
この『時』と経て、はじめて風祭金咲は、この一粒に自信を持つことができます。



一つ   蛸魂焼きを油で揚げてはならない 

蛸魂焼きは「焼き」にこだわりがあります。出来上がりは薄皮のトロトロで、板から上げるとすぐに潰れてしまいます。油で揚げたり、形を保つための添加物を加えていませんので、まん丸を保つことはできません。これが自然な状態なんです。
「自然なものは自然なままに・・・・」
いわば、潰れるのが「本物の証」。潰れているのは私たちにとって、「見栄えが悪い。かっこ悪い」ではなく「誇り」です。
1回目はちょっと物足りないと感じられるお客様も、2回3回と食べていただくほどに天然・本物」のよさがわかっていただけるのではないかと思います。
そして、ぜひ、小さなお子様に食べていただきたいです。



一つ   板上で焼き立てを演出してはならない 


中華の料理人が強火でおいしく仕上げたチャーハンを中華鍋の上にのせたまま、弱火で保温するでしょうか?出来上がった蛸魂焼きも、焼きたての一番いい状態は一瞬であると考えています。鉄板上で蛸魂焼きを弱火で転がし、焼き立てを演出することはしません。鉄板に転がっているたこ焼きは「焼きたてに見えます」。けれども、焼きあがった瞬間のたこ焼きと、5分間鉄板上においてあったたこ焼きは、「違うものです」。焼きあがった1番いい状態で鉄板からは上げ、焼き立てを「演出しない」ことも蛸魂焼きの「魂」です。
鉄板から上げる一瞬にタイミングが合わなかった方は、「どうぞ本当の焼き立て」をお申し付けください。
1人前から、喜んで、魂込めさせていただきます。



一つ   1部の人のための高級品にしてはならない 


しっかりと時間と材料を使い、心を込めて創ることを信条としている蛸魂焼きをディスカウントすることは正直難しいです。質を落として価格を下げることはしたくありません。
しかしながら、私たちは、日本に受け継がれてきたこのすばらしい日常食を、1部の人のための高級品にはしたくない、と考えています。「高くても売れる、売れない」という問題ではないのです。どんなよい材料を使っても、それが普通の方が普通に食べられる日常食であってほしい。その「魂」を私たちは譲れません。






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